ジェイクとシャリース
14日NHKで放送していたドキュメンタリー番組です。
シャリースという名でデビューし
デヴィッドフォスターのプロデュースを受け、デヴィッドフォスター&フレンズにも出演して素晴らしい歌声と堂々たるパフォーマンスを披露していました。
(デヴィッドフォスターも嬉しそう)
このドキュメンタリーのタイトルを見て
シャリースってあのシャリース?と、なんとなく気になって録画してありました。
内容は驚くべきもの…
彼女はLGBTだったのです。
乳房を切除して男性ホルモンを投与し
彼女はジェイク・ザイラスいう男性になっていました。
番組の中でシャリースだった頃の歌声も放送していましたが透明感に溢れ心を揺さぶるパワフルなものです。
アルバムはアジア人アーティストで初めて全米トップ10入りを果たしました。
前途洋々だったのに、シャリースは名声よりも自分らしくいられる道を選びました。
シャリースの歌声にも全く未練はないとも言っていました。
誰もが、こんなきれいな声で歌えたら…と憧れるような声なのに…です。
シャリースがジェイクになることはお母さんからは理解が得られず、ファンの反応も様々だったようですが、自分らしく生きる道を選んだ彼の心はシャリースだった頃より穏やかで自分らしく生きられているのでしょうね。
この番組は歌手のAIがパーソナリティを務めていて、最後にジェイクにインタビューをしていたんだけどそれがとっても良かった。
番組はいろいろ考えさせられることが多くて重苦しい内容だったけど、最後にAIの明るくてあったかいインタビューがあったお陰でホッとすることができました。
AIはシャリースだったジェイクがデビューする前から存在を知っていたらしく、とても愛に溢れたインタビューでした。
きっとLGBTに対しても全く偏見がなくて、もっと別の大きな視点でジェイクを見ているようでした。
色々考えさせられる番組でした。
NHKも反日偏向報道ばっかりやってないで、いつもこういう番組作りをお願いしますよ!